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見どころ

見どころ

ここでは、常設展示の中でポイントとなる見どころをご紹介します。

 

パレオパラドキシア骨格復元模型
津山城復元模型

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パレオパラドキシア骨格復元模型

新第三紀中新世(約1500万年前)に生息していた哺乳動物。昭和57年9月、津山市上田邑の工事現場(村瀬馨氏所有地)で、当時中学3年生の水杉和弥君が発見した。日本とアメリカだけから化石として出土する珍しい絶滅種で、その正体は謎につつまれているが、カバやバクのような姿だったと想像されている。当時の津山は「古瀬戸内」と呼ばれる亜熱帯性の海の島嶼部で、パレオは樹木が生い茂る浜辺を歩いたり、泳いだりしていたと考えられる。

 

 

 

津山城復元模型

この城は森忠政が鶴山(中世の山城跡)に築いた平山城で、「鶴山城」とも呼ぶ。慶長9年(1604)に起工し、元和2年(1616)に完成する。5層の天守閣は入母屋造の屋根で、唐破風や千鳥破風などの装飾はない。本丸内には天守閣の他に、備中櫓や、粟積櫓・月見櫓など大小30余の櫓、70余の部屋からなる御殿が作られた。城郭全体の面積は2万2500平方メートル余。森氏4代、松平氏9代の居城となる。明治7年(1874)年に取り壊された。